シナスタジアスーツを体験してきた

シナスタジアスーツをrez areaXで体験させてもらってきたよ

シナスタジアスーツとは

この記事にたどり着いてる人にとっては必要ないとは思うけれど一応説明
シナスタジアスーツとは現在開発中の全身用振動フィードバック装置
すげェ平たく言えば「着る振動パック」である
腕・腹・足などに振動装置(ウーファー的な?)を取り付けることによりゲームの表現、主にフィードバックさを拡張する


着るとパワースーツ感あってアメリカンヒーローっぽさがあるがプレイ中は光ってOh, Invisible Man In A Fluorescent Suit……みたいなことをおもった。
いや、蛍光色でも透明人間でもないけれど

参考記事
www.jp.playstation.com

振動というフィードバック。ただし全身

体験した話である

プレイ当初の正直な感想は「うわ、ゲーム中急に肩がたたかれた」である
ゲーム中オカンに「あんたー宿題やったのー!?」と同類で
「ゲーム中に急に*ゲーム外の異物*が割り込みをかけてきた」というのが正直初めの感想であった
自分のゲーム世界に存在しない感覚だからである

しかし、プレイをしていくと脳が「これはフィードバックである」であると認識し始める
そうするとすごい。すごいぞ
ゲームのフィードバックがよりすごくなり、よりゲームに近づくのである


いまさら言うまでもなく、ゲームはアクションとフィードバックのループの螺旋でできている

撃つというアクションに射撃音というフィードバックが乗り
撃つというアクションは当たるというフィードバックが発生し
撃つというアクションの結果爆発というフィードバックが発生する
引き金を引く!弾が出る!敵を破壊!爆発!!!気持ちいいいいい!!!!


ゲームの面白さについて少なくとも一部はこんな感じだと自分は考えている
引き金を引いていろいろ起きるから引き金を引くことが楽しいのであって、少なくとも引き金を引くこと自体が楽しいんじゃない


つまりフィードバックはすごいのである


で、これらのフィードバックは基本的に映像と音声、目と耳で脳に反応させているのであるが
シナスタジアスーツではこれに振動というフィードバックが乗る。それも手の平サイズではなく全身で感じるのである
つまりフィードバックがよりすごくなりより結果より入り込めるのである
これがどういうことか?
つまり要するにゲームがよりノリノリになるんだよ
やったー!


ぶっちゃけたはなし、どこがどう振動していたか?等はあまり覚えていない
もしかしたら実は振動装置は動いてなかったのかもしれない。今記事を書いてて地味に不安だ。
そのくらい振動という現象は脳の認識からはずれている
何故覚えていないか?なぜなら俺は椅子に座って黙って振動を楽しんでいたのではなく、ゲームをしていたからだ

最高にノリノリで

おそらくそれは、フィードバックがおれを光の海に引き込んでくれたのであろう
振動がより強くおれを光の海に引きずり込んだのであろう

俺は間違いなく光の海を泳いでた

その他

体験会で何気なく置かれてて「え、聞いてない……」ってなったんだけれど
www.iam8bit.jp
rezのサントラですって
10/11発売!
これで好きなだけ「エェェェヤァボボボYェヤェェェ」できるね♪(Cycle of Silence)